社会福祉法人柿ノ木会 大中里こども園

子どもを大切にするということは人としてであって、私たちの「大地保育」のめざすところです。いつでも・どこでも・いつまでも、子ども心を忘れずに『名のない遊び』等を大切にしたいと思います。

大中里こども園 よくある質問・お問い合わせ

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 大切なお子さんだからこそ、保育園の様子は気になりますね。
そんな保護者の方からの質問をいくつか掲載させていただきました。何か心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。
また、直接聞きたいことなどありましたら、お気軽にお尋ねください。

メールでの場合は、下記 『お問い合わせフォーム』 よりお願いいたします。
お電話での場合は、 0544-23-5390  FAXの場合は、 0544-23-5419 まで。

★質問の部分をクリックすると、回答が表示されます。もう一度クリックすると元に戻ります。

大地保育について教えてください。

大地保育とは。
太陽、水、泥んこ、土、草や木、小動物などの自然環境を最重視し、大地を土台に展開される自由保育方式の保育の総称です。大地保育の名称を最初に使ったのは、塩川豊子で、1953(昭和28)年開園した野中保育園(静岡県)の実践を理論化して、「汲みつくすことのできない宝庫である大自然に挑むなかで、子どもたちが育てられていく保育」と定義しました。根本にある保育思想は自由保育(=子ども主体の保育)で、乳幼児の発達には、自由で主体的な体験学習が必要であると考え、そこで、そのための体験の場として「大地を象徴的に主張したもの」です。 (塩川寿平)

大中里こども園の自由画について

大中里こども園では保育目標(大地保育)を達成するために心で絵を描くことを大切にしております。自由画の大きな理由は表出や表現をすることで、情緒の安定を計り、心の解放や創造力を育てたいからです。上手に描くことを求めていませんので、描かないということはほとんどありません。自由に描きたいものを描きますし、励ますことはしても比べるような評価はしませんから、自分の気持ちを安心して出せる描画になっています。

なぜ大中里こども園の園児たちは先生のことを先生と呼ばないのですか?

大中里こども園では園児も職員も、名前で呼び合います。私(園長塩川寿平)のことは「ジュッペちゃん」もしくは「ジュッペじいじ」です。私たちは、保育園を「昼間のおうち(家)」と定義しております。つまり「実家のじいちゃんに預けている。」という考えを持っております。乳幼児は、年齢的に一人称人格と二人称人格で生活しています。三人称人格の職種や階級を乳幼児は理解できません。長時間一緒に「生活する」のに「先生」では精神的に疲れてしまうのです。おうち(家)の生活ですから「○○ちゃん」「○○さん」です。

お昼寝について「年長さんになってもお昼寝をするのはなぜですか?」

大中里こども園は一般的な保育園や幼稚園に比べて「自分で考える時間」や「運動量」が比較的多いので疲れます。そこで、春夏秋冬の保育内容や運動量を十分に考慮し、年間を通じて必要なお昼寝を行います。年長さんについて、「小学校入学を機に4月からお昼寝のない生活に変わるのでは…。」と心配されているお話も聞きますが、同法人の野中保育園での過去58年間の経験からも良い結果ですし、小学校からのクレームはありません。それどころか、「情緒の安定」と「学習意欲」の旺盛さについて高い評価を受け続けております。

もし保育中に東海地震が起こったらどうすればいいですか?

通信手段が途切れることが予想され、個人個人との電話対応は困難です。したがって大地震の予報が出たり、発生したら『保育園との連絡が取れなくても』できるだけ早く園児をお迎えに来てください。お迎えがあるまで保育園でお世話します。
なお、常日頃から緊急連絡用の携帯電話や自宅の電話番号が変更になった際は、必ず保育園に変更届を出すように心がけてしてください。

APPの会(自助・互助の活動 Adventure Playland Project)は強制ですか?

強制ではありません。しかしながら本園に帰属する構成員として、「自分たちでできる環境整備は義務」です。大中里こども園は児童福祉施設です。大中里こども園に帰属する構成メンバーとしての保護者によるボランティア活動は、保育園の健全経営のために欠くことのできない一翼を担う戦力なのです。という訳で結論は「本園に帰属する以上はAPPの会は義務」ということになります。平成23年度の実施日時は以下の通りです。
(1)平成23年6月12日(日)午後9時〜11時まで「梅雨から真夏への保育準備」
(2)平成23年12月11日(日)午後9時〜11時まで「年末の大掃除」
(3)平成24年3月11日(日)午後9時〜11時まで「卒園式と入園式のお祝いの会場づくり」

どろんこ保育とはなんですか?

8つの禁止と抑圧(汚い・危ない・みっともない・やかましい・散らかっている・早く・下手ねぇ・何の役にも立たない)からの精神解放や感情放出として、大中里こども園ではどろんこ保育を推奨しています。典型的な遊びとしては、どろ団子やどろケーキ作りなどです。また、畑やねん土創作や焼き物など「土と関わる保育の総称」です。どろんこ保育の4つの理論は (1)気持ちがいい(2)汚れてみたい(3)気楽である(4)カタルシスです。

名のない遊びとはなんですか?

ここで述べる「名のない遊び」とは、名前を付けようにも、文字やことばで言い表せない行為や行動のことをいいます。「名のない遊び」は、一斉保育を伝統としてきた保育界では、統制的・指示的な保育形態のために無視されて来たり、異常視されてきました。しかし、乳幼児の発達過程で見られる遊びを観察してみると、この「名のない遊び」が非常に多いことに気づきます。それは、様々な好奇心から発生するいたずらなどの探索・試行錯誤・発明・発見・創造なのです。さらに、潜在意識下の欲求の表出であったり、抑圧の解消なのです。

『家庭教育重点週間』について教えてください。

私たちの保育園の独自の制度です。家庭教育(しつけ等)や家族団らんの劣化が著しい今日です。日頃、大人は忙しく働いているので仕方ありません。そこで家族が揃う「お盆」と「年末年始」の2回を『家庭教育重点週間』と定めました。その内容は(1)お盆の8.12〜16(5日間 )家族の団らん・お墓参り・先祖の生き方や努力した話を伝え、そしてこの世界に一つしかない自分自身の存在とルーツを理解し、先祖から父母までつながるたゆまぬ努力に感謝し、自己肯定感情や自尊心を育む日とします。(2)年末年始の12.28〜1.4(8日間)希薄になってしまった家庭生活を重点的に体験する週間です。1年間の我が家の汚れを落とす大掃除・家族で除夜の鐘を聞く・神社やお寺にお参りをして家族の健康と安全を祈願する・家族揃ってお正月の遊びを沢山して家族の絆を深め、家族の帰属意識を高める8日間とします。

本の貸し出し(かえる文庫)について

大中里こども園が大切にしている事の一つに、本の貸し出しがあります。 私たちの園では、寝る前のひと時の「絵本タイム」を親子の触れ合いの大事な時間として薦めています。保護者会(愛育会)の協力も得て、5年間で子どもに読ませたい絵本が1000冊を超えました。夕方、親子揃って「今日はどれにする?」「またこれを借りるの?」と本選びの楽しい時間は、親子共に幸せそうです。親子で一緒に借りて、読んでもらって、また一緒に返しに来ることの思い出、パパの膝の上で読んでもらった思い出、子守唄のようにママの優しい寝物語で眠りについた記憶は、子どもにも大人にも宝物になると思います。

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