大人たちがなすべきことで「育児」や「保育」や「子育て支援」で一番大事なことはなんでしょうか。
それは、子どものエネルギーが全開できる豊かな保育環境を用意することです。
泥んこ!水!太陽!大自然!『大地保育環境』こそ何よりも大切な保育環境です。
「人類の進化の過程」は、「脳の進化の過程」でもあります。脳の発達にとって、最もスバラシイ体験学習は、人類の脳の進化をたどる体験なのです。石器時代や縄文時代を体験することが脳の発達にとってもっとも自然なことなのです。
これから世の中がどんなに進歩しようとも、基本的なところは変わりません。宇宙飛行士になるためにも、お医者さんや弁護士やテレビのディレクターやお花屋さんやパン屋さんなどどのような職業に進むためにも、乳幼児期に「泥んこ遊び」「水遊び」「動物と共に育つこと」などなどは、人間の脳を進化させるうえで、欠くことのできないとても大事な体験学習なのです。
基本的な体験学習を飛び越えて、文字や数字やバーチャルで教育しても砂上の楼閣に終わります。脳の神経回路の形成はそのような飛躍したやり方を受け付けないからです。
大中里こども園を取りまく、自然豊かな環境についてご紹介します。園庭には果物の木・キウイ・甘夏・キンカン・ぶどうの木があります。毎年バケツで稲を育てます。専用のどろんこの遊び場もあります。命の水の蛙の神様も遊んでくれます。夏には木陰を与えてくれる大きな銀杏の木・こぶし・たいさんぼく。秋には落ち葉の遊び場に大変身します。お散歩コースには富士山湧水のよしま池や、広大なフィルムパークがあります。素晴らしい園と言えるわけは自然がいっぱいの保育園だからです。
園児を見守ってくれる職員をご紹介いたします。職員一人一人が園児に対しての愛情に満ち溢れています。
抱っこ・おんぶ・かけっこ・ボール遊び・お楽しみ給食・・・どれにもたくさんの愛情を注いでくれます。保育や調理の勉強も熱心な職員。毎月の幼児画とわらべうたの勉強会。自由保育の研修もたくさんしています。園児の最善の利益と幸せを祈って保育してくれる職員集団です。
大中里こども園の物的環境と人的環境の中で何が育ったか?
小さいお友達やいろんなお友達と仲良しになれた。たくさんの体験学習で創造力が育った。知恵も育った。自分の心を絵に描くこと。わらべうたの楽しさを知った。丸太の釘打ちで苦労した。野菜を育てて太陽のありがたさを知った。恵みの雨と水の大切さも分かった。キウイの大豊作や稲作りやどろんこ遊びを通して体で素直に大地に感謝した…。
このほかにも書ききれないほど沢山の『ありがとうの心』を大中里こども園の大地保育の中で身に付けることができるのです。